本当にその理由で大丈夫?企業が思うNG面接志望動機を徹底分析!

就職面接では色々な質問をされますが、
その中でも重要なポイントとなるのが志望動機です。
これはどこの企業の面接においても尋ねられることであり、
ほとんどの人は前もって何と答えるかをまとめてきていると思われます。
にも関わらず、企業にとってNGの回答をする人は意外に多いのです。

「勉強がしたい」という言葉に含まれる努力に対する勘違い

例えば、「仕事を通して勉強がしたい」と述べる人がいます。
面接を受ける側からすれば、勉強をするというのは努力の表れだとポジティブに捉えているかもしれませんが、
企業側が欲しいのは学習による自己満足ではなく、仕事に対する成果です。
「勉強をしたい」という言葉には、個人のスキルを伸ばすために企業を利用しているような印象があり、採用する側にとってはマイナスの要素でしかありません。

自分を売り込む努力は必要でも上から目線は禁物

同じように「とにかくがんばります」といった熱意だけで押し切るのも問題です。なんでもポジティブであれば良いというわけではありません。
むしろ、がんばるのは当たり前であって、
採用者側にとってはなぜこの企業を選んだのかという具体的な理由が知りたいのです。「がんばる」といった抽象的な言葉だけでは相手の心に響くことはないでしょう。
逆に、仕事に対してどのような貢献ができるかを具体的に述べることができれば企業側の印象はよくなります。
しかし、自分がいかに優秀な人材かをアピールするあまり上から目線になってはいけません。あまりにもその点を強調しすぎると、自分を過大評価している人間だと思われて敬遠されることになってしまいます。

仕事に関係ない志望動機は基本的にNG

転職を考える上で給与などの待遇面は確かに大切な要素です。
だからと言って、志望動機を聞かれてそればかりを強調してはいけません。それではもっと待遇の良いところがあればすぐに辞めるのではないかと思われてしまうからです。
それに、待遇面だけを語っても働く意欲を相手に伝えることはできません。
しかし、それ以上にNGなのが志望動機に場所を挙げることです。
地元だからとか家の近くだからという理由は、学生アルバイトの面接なら問題ないかもしれませんが、いい大人がそんな発言をすれば、仕事のことなどどうでもよいのだと言っているようにしか聞こえません。

志望動機は、あくまでも仕事の内容に関することを中心に述べつつ、
その仕事に対してどのような貢献ができるかをさりげなくアピールするのがベストでしょう。

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