サウンドクリエイター・サウンドプログラマ

■ それぞれの役割
サウンドクリエイターはゲームのBGMや音楽を作成し、
サウンドプログラマーはクリエイターが作成したゲームの音楽をゲーム上に反映させるという役割です。
クリエイターが音楽を考え、プログラマーが音楽をゲームの中で実現させる。
二人三脚で行うことでゲームの素晴らしいサウンドが作り上げられていきます。
■ 仕事内容
サウンドクリエイターは作曲家と同じです。
そのゲームのテーマにぴったり合わせた音楽や効果音を提供していきます。
名作といえるゲームには必ず素晴らしいサウンドが存在します。
それを作りあげるのがサウンドクリエイターなので、
素晴らしい楽曲を提供すればそこから活躍の場が増えて行くことでしょう。
サウンドプログラマーは様々なデジタルサウンドを作り出し、
演奏データをコンピューターで打ち込んでいきます。
幻想的な音楽を作りあげる上でなくてはならない存在です。
資格は特に必要がありませんが、
コンピューターミュージックの共通のライセンスでもある「MIDI検定」の資格を取得しておけば、
より活動しやすいのではないでしょうか。
■ 需要
ゲームサウンドはすべてのゲームにおいて、
欠かすことが出来ない役割であるので需要がなくなることはありません。
そして1つでもユーザーから愛される「名曲」の製作に携わっていれれば、その先活動の幅も一気に広がります。
■ 将来性
ゲームサウンド以外でもデジタルサウンドを作る機会が日々増えています。
ゲームサウンドの知識を応用して、アーティストの楽曲を提供することも難しくはありません。
ゲーム業界というジャンルに捉われるだけではなく、
デジタル分野での音楽を製作するという視野を入れて活動をすることで、
ゲーム業界のみならず、様々なジャンルで活躍することが期待できます。
■ 年収
ゲームサウンドクリエイター・プログラマーは個人差があるものの、
だいたい400〜500万円のあたりが平均的とされています。
フリーランスとして活動を行えばこれよりもより多くの収入を得ることが期待されます。
ゲーム業界ではまだまだこれから色々な発展があるので、
確かな力があればそれなりの収入を得ることが期待出来るといえます。
■ 求められる人物
音楽が大好きであるということはもちろんのことですが、
それぞれのゲーム機に合った特性のサウンド機能や、ゲームにおけるピッタリな音楽を熟知している必要があります。
また、独創性のある音楽を作ることが出来るクリエイターとして、
粘り強い諦めない精神というのも必要になっていく職業です。

このページの先頭へ