「Flashクリエイター」とは
まず、FlashとはAdobe Systems社によって作られた、アニメーションを組み合わせてWEBページを作成するソフトです。
音声や動画も組み込むことができ、マウスやキーボードによる操作、文字入力も可能になっています。
Flashクリエイターは、そのソフトを利用してWEBページ制作に携わる人の職種を指します。
「Flashクリエイター」の仕事内容
WEB上で視覚的な効果や、イメージをデザインする仕事です。
専用のソフトを使って、WEBを作成するのですが、現在はFlashが出たての頃のように、見た目のクオリティを重視するよりも、ユーザーにとっての使いやすさ、アクセスのしやすさが求めらています。
主な仕事現場は、WEB制作会社や、企業の広報などになります。
ただし、Flashクリエイターの仕事に就くためには、資格が必須となり、ビジネス能力検定サーティファイが認定する「Flashクリエイター能力認定試験」を受ける必要があります。
試験の内容は、操作方法や知識全般~元ある素材から、仕様に沿って作品を作るという実践的なものまで…。
上級と初級に分かれており、それぞれの階級に沿った、オブジェクト制作やタイムライン作成の実技が行われます。
「Flashクリエイター」の需要
Flashの最大の魅力は、見る人を引き付ける、視覚効果です。
そのため、より人々の目を引くための、効果的なコンテンツが作成できるかという点にかかっています。
今や、多くのサイトが取り入れられているFlashの技術。
最近は、Yahoo!のトップでもマウスオンで動くアニメーションの広告をよく見ますよね。
また、Googleも何かの記念日になると、Googleのロゴがアニメーションで動くような仕様になってます。
ちなみに…人間は動くものを、目で追ってしまう習性があるそうです。
このように、文章やイラストのように停止画より、動的なアニメーションの方が人の脳裏に残ります。
新しい商品や情報が出続ける限り、Flashの需要は減少することが、無いのではないと考えられます。
「Flashクリエイター」の将来性
現在、求人情報紹介サイトを見ると、未経験でも受け入れを行っている企業が多々あります。
働ける場所も、企業の広報やデザイン会社、ケーム関連の企業など、様々な分野で活躍できることも、職を探している私達にとっては、選択肢が増えて良い事ですね。
分野が広いからこそ、受け入れ口も多く、IT市場が衰退しない限り、求め続けられる職種だと思います。
「Flashクリエイター」の年収
年収は平均すると、約400万円〜600万円程度になります。
もちろん、経験や能力を考慮の上、決定される年収ですが、多い人だと800万円代をもらうクリエイターもいるそうです。
企業が求める人物像
世の中の移り変わりに合わせて、求められるデザインを作ることが出来る人。
そのための、スキルをちゃんと持ってるかが重要になります。
柔軟に新しい技術や情報を取り込み、自分のスキルとして蓄えることができ、コンテンツ制作に楽しみを生み出せるような人が、求められる市場でしょう。