気乗りしない企業からの内定。エージェント経由で上手く断ってもらうには?

■内定辞退の連絡をしづらい時はエージェントにお願いしよう!
転職希望の企業に応募して採用が決まるまではそれなりの時間がかかるもので、
不採用の通知を受け取ってから次の企業に応募していたのでは時間がいくらあってもたりません。
そのため、複数の企業を同時に応募するのが普通で、
しかしそんな時に限ってさして勤めたくもない企業からだけ内定をもらったりするものです。
応募した時には滑り止めという気楽な気持ちでいても、
内定をもらってしまうとどうしてよいのか分からなくなってしまうことがあります。
勤めたくはないけれど、他に内定が決まっているわけでもなく、
また、相手にも内定までの手間をかけてもらったことを考えると、
断りづらいというのは自然な気持ちでしょう。
そういった時は、エージェントに断りの連絡を入れてもらいましょう。
これも、エージェントの仕事なので遠慮をする必要はありません。
■担当に説得されてもビジネスライクに対応しよう!
しかし問題は担当にそれを伝えると、
こちらを説得し始めるかもしれないということです。
「こんな良い案件はめったにない」「相手の企業はあなたのことを大変気に入っていますよ」
といったことを伝えられる可能性が大いにあります。
しかし、一切気にする必要はありません。
実際はこうしたケースは日常茶飯事なので、
内心ではそんなに気にしているわけではありません。
したがって、そこは割り切ってビジネスライクに対応するのがよいでしょう。
■絶対にしてはいけない入社前辞退!!
最もやってはいけないのは担当の熱意に押されて、
しぶしぶ内定をもらった企業に入社することです。
就職は一生の問題なので行きたくもない所に入社したのではあとで後悔することになります。
こういった時は変に気負わず、素直な気持ちを担当に伝えるのが一番です。
ただ、内定辞退はよいのですが、入社前辞退だけは絶対に避けてください。
入社前辞退とは内定をもらい、こちらも入社を承諾した後でその言を覆して入社を断ることです。
内定の返事はよくよく考えて行わなければなりません。
一時の感情に流されることだけはないようにしましょう。

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