■ 役割
プログラマは企画されたゲームのアイデアを実際に具現化する役割です。
システムエンジニアが家の設計図を書く建築士であれば、
プログラマは実際に家を作りあげる大工さんと言えます。
■ 仕事内容
プログラマには色々なタイプの仕事があります。
メインとなるのがコンテーツ開発のプログラマ。
ゲームグラフィックの描画処理やメニューの表示・制御、
ゲームで起こるイベントの処理、サウンドプログラム、ネットワーク周辺の設計やサーバプログラムといった、
ゲームのアイデアを実際に形としていく仕事です。
これはプログラマにとっても花形の仕事と言えるでしょう。
また、プログラマの中でも熟練工になると開発の効率化という視点で、
顕在的・潜在的な問題を見つけ解決へと導くリードプログラマという役割のプログラマもいます。
このプログラマには開発上に置いて、重要な役割を担っていると言えます。
このようにプログラミングによって、
ゲームの面白いアイデアを実際に目に見える形にしていくのがプログラマです。
■ 需要
専門的な職種であるため常に人が不足しているという状態です。
そのためプログラマとして働く場は多くあると言えます。
その代わり、給与体系が比較的に安いところもあるので、
給与体制を見極める必要があるように思えます。
■ 将来性
プログラマは専門的な職種なので知識があるプログラマは重宝されます。
新規参入でのプログラマになる人はあまりいないので、
プログラミングを趣味でやっている人や、ある程度知識がある人は、
この先も様々な場での活躍が十分に期待されます。
その代わり、新しい情報を整理し豊富な知識量が要求されますが、
将来的にはまだまだ可能性を秘めていると言えます。
■ 年収
プログラマの年収は平均的なのが300~400万。
これは年齢と技術とともに給与はあがっていきます。
また優秀なプログラマになれば、これ以上の年収も夢ではありません。
フリーとして働くプログラマになれば、余裕で平均年収を超えるという人材もいます。
■ 人物像
プログラムの仕事のためプログラム言語とアルゴリズムの知識は必須になってきます。
そしてゲーム開発の際は、
数学(ベクトル・行列)や物理(速度・加速度・力学)ネットワーク、データベース、ハードウェアの知識も必要となってきます。
これだけでも覚えることが膨大なので、
全てを知っているというよりかはその都度勉強していくという、
日々自ら学ぶ姿勢のある人が良いとなります。
そのため、分析力・応用力・積極性がプログラマにとっては必要な要素であると言えます。