ITだけでは終わらない!リアルビジネスと結びつけた成功例とメリット

モバイルゲームの全盛期…
新しい価値を生み出すのは、インターネットで終わらない領域にまで踏み込むことだ!
として、リアルビジネスとITを結ぶ、新しいビジネス形態が成功を収めている。
1番有名な成功例は、ネット完結型の宅配クリーニング「リネット」であろう。
◼︎リネットってどんな会社なの?
実店舗を構えない、ネット型の宅配クリーニングサービス。
実店舗を持たない分、そこのコストは料金に乗っかることなく、安い金額でサービスを利用することができる。
また、24時間受付可能であり、最短2日で受け取りが可能であることからして、忙しいビジネスマンに人気が高い。
◼︎立ち上げは、たった3人
この3人は、当時ベンチャー企業に務めており、企業勉強会を通じて知り合うこととなる。
考案した150個以上のストックモデルの中から、これならイケる!と宅配型クリーニングに目をつけた。
しかし、当時の3人は誰もコードを書いたことがなく、うち1人はシステム担当となって、勉強しながら進むということになる。
しかも!たった3人しかいないため、インフラ構築・フロントエンジニア・バックエンドまで、全てを1人で担っていたそうだ。
実際にクリーニング店に営業にも行ってみたが、「クリーニング屋は接客商売」だとされ、追い返されることもしばしばあったという…
そのため、スタート時のみ、自分たちで実店舗を構え、スタートすることになる。
システム作成者以外の2人が、検品や梱包など作業を担当することになり、コツコツと手作業をする日々の中で、業務フローを見直し、徐々に改善に向かったという。
このような苦労ののちに、今や大成功ビジネスモデルとして定着した。
あったら便利なのにという、かゆいところに手が届く、こうゆう嬉しいサービスは流行とかは関係なく、安定して利益が取れるビジネスモデルであろう。
◼︎ITの新ビジネス形態として注目!
スマートフォンの普及により、クラウド化が更に加速している。
インターネットと隣り合わせの社会となり、実世界と結びつけたビジネスが、新たなビジネス形態として注目を集めている。
例えば、位置センサーサービスを利用し、タクシーの位置を把握し、すぐに捕まえることができる。
ホテルの予約と共に、現在地まで送迎車が来てくれる。
など、サービスを利用する側は一手間がはぶけ、便利にサービスを利用できる。
一方、サービスを提供側は利便性により、集客につながっている。
このように、ITとリアルビジネスの掛け合わせは、お互いにとってメリットが多いことが特徴である。
1つ1つをとってみると、決して広くはないサービスではあるが、狭く濃いゾーンでニーズが高い市場であると言えるでしょう。
◼︎運営者側のコストが抑えられる!
例えば宅配弁当のサイトの場合、お客さんからの注文が入った時点で、提携しているレストランに注文をする。
そのため、実店舗で食材を構えていないため、余ってしまう食材のコストがカットできる。
更には、「あの有名店のお弁当が自宅で食べれる!」なんていうプラスαのメリットがつけば、お客さん増加に期待ができそうである。
他にも、名刺印刷をメインに運営している会社がある。
自社で印刷設備を持たず、各所にある提携している印刷所を仮想の自社設備としている。
そのため、店舗を構えたときにかかる費用をカットできることと、機材設備費用も同時にカットできている。
利用者もネット一つで全て完結できるってのがいいですよね!
こう見ていくと、リアルビジネスの現場で不便に感じているところを、ITを使って解消しているような感じですね。
商店街など、実際にコミュニケーションを図る場所も勿論あっていいと思います。
サザエさんを見ていると、商店街の人たちとの対話に温かい気持ちになります。
ですが、仕事が忙しくて、実店舗に行っている時間がない!仕事が終わるのが店が閉まっている時間!
という人たちにとっては、ありがたい、なくてはならないサービスになりつつあります。
余談ですが、私はフィギュアを買う際には、必ず実物を見に店舗に足を運びます。
何故なら、ネットは綺麗に写真が撮られているため、細部の作りやカラーが分かりません。
見に行くことで塗装が甘い…なんてことも分かります。
このように、サービスの内容によって、店舗へ足を運ぶか、ネット利用するか、選択肢があるっていうのがいいですよね。

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