ひと昔前までIT系の仕事といえば、
性格はオタクで根暗、家でゲームばかりしていて営業なんてもっての他のコミュ障男子の目指すところで、服や髪型など、外見にもこだわりがなく、女子からすると「イケてない男子がなる職業」というイメージでした。
でも知っていますか？
今、ITエンジニアは「女子からモテる職業」になっているってこと。
イメージが変わり始めたのは98年
まず、そんなイケてない男子のイメージが変わり始めたのは、98年の2つのことが大きく関係しているのではないかと推測されます。
その①ドラマGTOの窪塚洋介
98年といえば、テレビでGTOというドラマが大流行しており、その中に登場する「菊池善人」は学校にパソコンを持ってくる程のパソコンオタク。
パソコンを使って担任である鬼塚の写真を合成したり、最終回にはハッキングまでやってのけるほど、高いIQの持ち主でした。
その菊池善人を演じたのが「窪塚洋介」。
当時、窪塚洋介といえばイケメンの代表格！女子からの人気だけでなく、そのオシャレな髪型やファッションセンスで男子からの支持も熱いものでした。
そんな彼がドラマでパソコンを巧みに操っている姿を見て、
「かっこいい！なんかよく分からんけど俺もハッキングとかしてみたい！」
と、世間のパソコンオタクのイメージが彼によって少しずつ変わり始めたのです。実際、当時のIT専門学校や情報大学には「窪塚洋介に憧れて入学した」という人の比率は凄いものでした。
その②スケルトンのMac発売
さらに、98年はapple社からスケルトンのMacが発売されています。そのデザイン性の高さから部屋にあるだけでオシャレ且つ、Mac使ってるなんてなんかスゴそう！感から人気が爆発。
こちらも当時流行っていた裏原系男子が、オシャレMacでグラフィックデザイナーを目指し出すなど、この頃から少しずつ、
「IT系の仕事＝人と接するのが苦手なゲーマーコミュ障男子だけの目指す仕事」というイメージではなくなってきたのです。
機械に弱い女子の味方！
機械に弱い女子にとって、パソコンやスマホに詳しい男子はそれだけで魅力的に見えるようで、その「詳しい」というハードルもそれほど高くないのです。
例えばweb業界にいる人間であれば当たり前にできるWi-Fiへの接続も、原始時代にライターで火をつける位驚いてもらえたりするのです。
好きな子のスマホが目の前で水没した時、的確な対処法を披露でもしたものなら、その子にとってのスーパーヒーロー的存在になれるかもしれません。
例えエンジニアとは関係なくても、「スマホ 水没 応急処置」でググっておくことをおすすめします。
公務員と同じ理由でモテる
「ヒルズ族」という言葉が生まれ出した頃からweb業界はお金が稼げる業界として認知されだしました。
さらにスマホの普及により「ネット環境」というのは多くの人から必須のものとなり、発展することはあっても廃れることは考えにくい業界となりました。
そんな業界の中で誰にでもできるわけではない技術職であるエンジニアという職業。手堅い業界の中で手に職を持っているなんて、女子にとっては公務員並みの「将来安泰感」があるのです。
安泰感に加え、
「”好き”を仕事にできてお金を稼いでいる」ことで尊敬がプラスオンされ、公務員より魅力は上かもしれません。
キレイな女性よりも新しい技術に興味津々
先程も言った通り、web業界は発展することはあっても廃れることはなく、むしろ新しい技術がどんどん生まれてきます。
イケてない男子を脱出したエンジニアでも、根はITマニアさん達！
新しい技術は彼らにとって最高にテンションの上がる興奮材料であり、例えキレイな女性に話しかけられたとしても、新しい技術の前では敗北を余儀なくされることでしょう。
web業界は1年ブランクが空くだけで右も左も分からなくなる、
と言われる程、超スピードで進んでいるので、自発的に遊びに行くこともなく、例え休みの日でもパソコンの前で大人しくしている人が多いのではないでしょうか。
「浮気される心配がない」という安心感は女子にとってかなり高ポイントなのです。
社交的で言葉も上手くて身なりもビシっと決めてる営業さん。
うかうかしてると女子社員はどんどんエンジニアさんに持っていかれてるかもしれないですよ。
