国民健康保険より安い!?フリーデザイナーなら加入できる文芸美術国民健康保険とは?

フリーランスになると、会社で入っていた社会保険を抜け、個人で健康保険に入らなければならなくなりますよね。
そこで、Webデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーターなど、クリエイティブ系のフリーランスの方におすすめしたい保険が“文芸美術国民健康保険”です!

■年収によってはお得!?文芸美術国民健康保険の特徴
クリエイティブ系の人達を組合員とする国民健康組合、略して文美国保と言われています。

所得の額に関わらず、保険料が月額16,900円、家族の方は8,700円。
国民健康保険だと、前年の所得に対し保険料は変動しますが、文芸美術国民健康保険の場合は月額固定の金額になります。
そのため、前年の年収が200万に満たない場合は、文芸美術国民健康保険より、国民健康保険の方が金額が安い場合もあります。市町村によって金額は変わりますのでご注意下さい。

■文芸美術国民健康保険に加入必要な条件
①日本国内に住んでいること
②文芸・美術及び著作活動の携わっていること
③組合加盟の各団体の会員であること(またはその家族)

①と②はほとんどの皆様がクリアしている条件かとは思いますが、③を満たしている方はあまりいないのではないでしょうか?
そのため、条件を満たすため、まずは各団体の会員に加入しましょう!

■おすすめの団体はこちら
【JILLA(日本イラストレーション協会)】
年度毎の出資金は25,000円、年会費は24,000円となります。
推薦もなくWEBフォームの登録と書類のやり取りのみで加入が可能です。
また、この団体に入ることによって、文具画材を会員価格で購入できたり、共同施設の利用費やセミナーへの参加費が会員割引で参加することができるなど、特権がたくさんあります。

なお、JILLAに加入できる職業は下記の通りです。
・イラストレーター
・イラストレーション制作
・絵本作家
・画家
・美術家
・建築パース
・3DCG
・キャラクターデザイン
・グラフィックデザイナー
・グラフィックデザイン
・デザイナー
・デザイン
・WEB デザイナー
・WEB デザイン
・HP デザイン
・漫画家
・漫画制作
・漫画執筆
・編集
・編集者
・アニメーター
・フォトレタッチャー
・アートディレクター

【JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)】
正会員の推薦が必要になってきます。
入会金は30,000円必要になり、年会費は36,000円。
また、グラフィクデザインに関して、2年以上の実務を経験している、もしくは教育に携わっている人でなければ、入ることができません。
こちらも、会員特典としてJAGDAが開催するセミナーへの優先参加や、会員誌やメルマガの配信を無料でうけることができます。

加入職種はグラフィック系の職種の方のみとなりますので、ご注意下さい。

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