上流工程に携わりたい。フリーランス→正社員へ。

正社員からフリーランスを目指している人の話しは多く聞きますが、今回はその逆でフリーランスから正社員を目指している人へ向けたお話し。
彼らはなぜ、収入が良く、時間の自由がきくフリーランスから正社員を目指しているのか?

その理由は大きく1つ“上流行程に携わりたい”ということ。

ソフトウェア開発行程において、分析から設計までの流れを上流行程と呼びます。
また、その後の実装〜テスト〜運用の流れを下流行程と呼びます。システムエンジニアと呼ばれる職種が上流行程、プログラマが下流行程として認識している人も多いでしょう。

■正社員として上流行程に携わりたいのは何故?
下流行程だと決まった仕様にそって、システムを作っていく仕事内容のため、狭い範囲でのスキルしか磨くことが出来ません。
上流行程の場合、クライアントの意向を読み取り、アイディアを形にしていく楽しさがあり、実装されたときの喜びややりがいはそれ相当のものがあります。
フリーランスでも上流行程の仕事は行うことが出来ますが、企業の正社員として働くことにより、多くのシステムに携わることができ、幅広い知識を身につけることができるのも、魅力の1つでしょう。
このように、幅広い業務内容に携われ、エンジニアとしての多彩な経験が積めるのは正社員ならではの特権なのです。

■上流行程で求められるものとは?
求められるものは、エンジニアとしての作業ではなく、プロダクトマネージャーとしての管理能力とリーダーシップです!
管理能力の一環として、分析力・企画立案力が大きな重要性を占めます。
どんなにプログラミングが得意であっても、クライアントの目的を見定め、計画立案から見積もり、危険予測を立てれる目が必要になってきます。
他にも、上流行程ではセキュリティーやインフラなど、さまざまな部門の人達を統括する必要があります。
チームを引率するリーダーとしてのコミュニケーション能力の高さも求められるポイントです。

■他にもこんなに!正社員の魅力とは?
フリーランスなら誰しもが考えたことがあるであろう、突然仕事がなくなることの恐怖から解放されます。
同じ目的を持った仕事の仲間がいることで、自分のモチベーションも高く保つことができます。
フリーランスとしての経験を持つ人は、多くの経験があり、多様に対応できるため、転職では有利です!
過去の経験は決して無駄ではありません。むしろ正社員として良いポジションにつく為に、有利に働いてくれることでしょう。

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