今日から俺もフリーランス!でも何をすればいいの?開業届けの出し方から解説。

フリーランスとしての踏み出してみたものの…何からやっていいか分からない!
そりゃそうですよね。初めての事柄ですし、分からなくて当然です。
フリーランスになった人には、企業から企業への転職と異なり、自分でやっておかなくてはならない事項が多々存在します。
ここでは、仕事とは別の事務作業として、やるべきことをお教えします。

■必要な手続き
①国民保険の加入
以前の会社で加入していた健康保険・厚生年金・雇用保険から抜けて、国民健康保険に加入する必要があります。
手続きは住まいの地域の市区町村役場で行いましょう。
なお、会社を辞めた後も、2年間のみであれば健康保険は延長が可能です。ですが…会社との折半ではなくなりますため、今までの2倍の金額を支払うことになりますので、国民保険への切り替えをオススメします。
前年の所得税に応じて、保険料は計算されます。
詳しく金額が知りたい場合は、市町村役場で教えてくれますので、気になる方は訪ねてみてはいかがでしょうか。

②国民年金の加入
保険同様に、会社に努めていた時は給料から天引きされていたもの。
これも自身で支払うようになります。こちらも市長新役場で手続きが可能になります。
支払う金額は、月額15,780円。
国民保険は保険料の改正により、平成29年までに毎年月額280円引き上がります。最終的には16,900円まで引き上がることが確定しています。
手続きの際は、年金手帳をお忘れなく!

③開業届けの提出
開業届は税金を収めるために必要な手続きになります。
フリーランスになってから、15日以内に事業開始申告書を市町村役場へ、個人事業開廃業届を管轄税務署へ提出する必要があります。
更には、2ヶ月以内には青色申告承認申込書を管轄の税務署へ届けることになります。
青色申告を出すことには、大きなメリットがあります。
それは、青色申告による65万円分の特別控除を受けることが出来ます!
フリーランスになって1年目の場合、控除のないものを簡単に済ますことが出来る白色で申告する人も多いですが、同様に記帳と記簿の保存が意味づけられているため、どうせ申告を行うのであれば、最初から青色申告を行ってしまう方が良いでしょう。

どの作業も面倒かとは思いますが、仕事が忙しくなる前に行っておいた方が良いですね。
フリーランスとして働く人がまだまだ少ないため、人から直接教えてもらうことが難しいですよね。フリーランスへの一歩を踏み出した皆様が参考になったと思ってくれたら嬉しいです。

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