年々需要が高まりつつあるクリーンエネルギー分野のエンジニアになりたい!

年々需要の高まりを見せつつある、クリーンエネルギー分野。
エネルギー部門のエンジニアとして転職をしたいが、漠然とした想いだけで、専門っぽい知識もないしな〜なんて思っていませんか?
諦めるのはまだ早い!!
歴史が浅いため、経験者が少なく、現在では採用するエンジニアの幅も広がってきています。
■だから、今こそクリーンエネルギーなのだ!!
石油・石炭のように、使用することで公害を出さないエネルギーを「クリーンエネルギー」を呼びます。
水力発電や、太陽光発電などがこれに当てはまりますね。
東京のオフィス街なんかかでは、あまり見かけることがありませんが…。
田舎に帰省したときに、太陽光発電パネルを屋根の上に設置する家が、年々増えているのを感じています。
原発の影響もあり、需要を高めているクリーンエネルギーは、名前の通りクリーンなエネルギーです。
原発のように放射漏れの危険や、火力発電に見られるCO2放出などの危険性がなく、害なく利用することができます。
エネルギー源が自然のものなので、石油のようになくならないという点も、利点の一つです。
更には、永続的にエネルギーを活用することができ、経済的とも言われています。
自民党では、太陽光発電を拡大し、2020 年には今の20倍、2030年には40倍にするというマニフェストを立てています。
そうなると、クリーンエネルギー分野にどうしてもエンジニアがほしいのです。
■もちろん、実際の転職において、経験がある人の方が有利ではあります。
しかし経験がなくても、採用を行っている分野があります。
それが、スマートグリットの分野です。
スマートグリットとは、発電所から、変電所を通して、家庭までのネットワークを最適化し、省エネに勤めるという技術。
一般家庭で利用する家電は幅広いため、解析や計測ができる電気系エンジニアが必要なのです。
東日本大震災後には、電気を使うのを控えよう、電子力に変わるエネルギーを確保することが最優先に求められました。
そのため、採用ニーズはほぼ無いに等しいものでした。
ですが、スマートグリットに関して言えば、太陽や風力など自然で発電されたエネルギーの余剰電源を、既存のシステムに取り込むことによって、大幅なコストカットを実現できます。
そういったメリットは大きく働き、震災から1年経ったぐらいのころから、スマート家電などのコマーシャルをテレビで見かけるようになりました。
同時にスマートグリットに対する、採用ニーズも高まってきています。
■採用ニーズは大きく分けて2つ。
製品開発側と、プロジェクトマネージャー側の2つです。
製品開発の分野を希望する場合、従来の発電や蓄電、電子基板の回路などのしくみをちゃんと理解しているかが求められます。
駆動など、物の大きさに関わらず、実験検証していたことがある人は、貴重とされており、最も求められる人材であります。面接時には有利に働くことでしょう。
一方、プロジェクトマネージャーとして求められる人材としては、海外経験がある人材。
海外にも支店を構えたいと思っている会社は山ほどあります。
そんな中、海外経験がある人は、現地で学んだこと、トラブルなど、行かなければ分からないような経験値を持っています。
しかし、憧れの海外赴任かと思いきや、希望者は少ないそうです。
何故なら、海外赴任になると、家族と離れて1人で生活を送ることになります。そのため、身のまわりのことを全て自分自信で行わなくてはならなくなります。
忙しいエンジニアにとって、ここはかなりネックになります…。
更には、海外計画というのは、日本の目標より、お金がかかるため、その分慎重になりがち。
達成すべき目標が明確なため、具体的に仕事を進める語学が必要不可欠になります。
そうなれば、性格的にも、タフであり、現地のエンジニア達を引っ張っていくことが大事です。
クリーンエネルギーの分野は広がりを見せる中、こういったスペックの高いエンジニアが求められるため、常に人材不足なのです。
勿論、優秀なエンジニアがいれば、どこだって獲得したいのが本音です。
クリーンエネルギー分野の勉強をし、他のエンジニアより詳しくなることで、この市場では欲しがられる存在になることでしょう。
つまり、クリーンエネルギー分野に携わりたいのであれば、自己成長するための勉強が必要不可欠となってきます。

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