■ プログラマ言葉、それは業界用語
プログラマやエンジニアには専門用語が染み付いています。
PC用語は欧米を中心に発達しているため、数多くの英語の用語が多いのです。
これは同じ業界内であれば全然問題なく会話をしても良いのですが、
素人が絡んでくるとそうはいきません。
業界用語でもあるプログラマ言葉を自重しなければなりません。
■ 専門用語はなるべくおさえましょう
誰もが知っている言葉であればまだ問題はありません。
しかし、それでも一般人が知っている言葉というのは本当に少ないと言えます。
「スタック」「アルゴリズム」「ソフトウェア」という言葉は、
まだ一般人でも聞いたことがある人がいるかもしれませんが、それでも知らない人は知りません。
そのため、会話の途中でも専門用語を避けていく必要があります。
■ プログラマ言葉が出てしまったらどうする?
そうはいっても日常的に専門用語を使用している分、
突発的に出てしまうことは必ずしも無きにしもあらず。
もしも、突発的に専門用語が出てしまった場合は、
きちんとわかりやすく説明する必要があります。
横文字が多くなってしまいがちですが、あまり横文字を多用する会話も、
ちんぷんかんぷんになってしまいます。
そのため、クライアントは、業界のことを知らない初心者の人だ!ということで、
初心者に教える感覚で、クライアントの会話に臨むという心構えも必要となってきます。
■ 逆に使える、プログラマ言葉
しかし、全てを使うなということではありません。
時にはプログラマ言葉を用いて、うまく会話を展開していくということも必要です。
例えば、プログラマ・エンジニアの中では誰もが知っている言葉「hello world」。
実はこの言葉はプログラマは誰もが知っている言葉で、
その理由は〜という形で業界用語の解説を話のタネにするという応用も出来るのです。
■ 気をつけなければならないのは相手を置いていかないこと
プログラマ言葉は武器にもなり、
逆に相手をぽかんとさせる言葉にもなってしまいます。
説明する時はわかりやすい言葉で置き換える、
ちょっとした豆知識になるような用語はクライアントに教える、
このことを心がけることで、
ついついプログラマ言葉が出てクライアントを引かせるという事態を避けることが出来るでしょう。