上流工程の仕事がしたい!プログラマーから転身。システムエンジニアになるために必要な能力とは?
■プログラマーの仕事内容
専門のプログラム言語を用いて、インターネット上で利用できるサービスを作っていく仕事です。
例えば、どんなものがあるのかというと、ネットショッピングやゲーム、ブログなど様々なものが該当します。
ネットショッピングで言えば、欲しい商品のキーワードを入力し検索すると、欲しい商品が表示されます。そのときに商品をデータベースから検索するプログラムが動作しています。
更に、商品をカートに入れ、支払情報入力から商品金額の算出〜注文確定もプログラムが動作しています。
普段は気にすることがないですが、このようにプログラマーが組んだプログラムが全てにおいて、動作しているのです。
このように実際に自分が作ったシステムが、世の中で活躍し、誰かの役に立っているいることを感じたとき、最高にやりがいを感じるときでしょう。
インターネット普及化により、とても需要が高くなってきている仕事です。
■システムエンジニアの仕事内容
コンピュータシステムを動かすため、プログラムとハードウェアを組み合わせて設計・開発・テストを行う技術者です。
実際には、クライアントとどの様なシステムにするか打ち合わせの上、詳細な設計を行っていきます。
その後にシステムを何で構築するのかを決め、プログラムを組むための細かな設計を作成します。
作成した設計をもとに、プログラマーがシステムを組んでいきます。
つまり、システムエンジニアは、プログラマーが行うプログラミングも行えないと、細かな設計が作れないのです。
また、企業によっては実際にプログラミングを行う場合もあります。
■“上流行程”と呼ばれるシステムエンジニア
技術面では、クライアントの要求を盛り込んだ明確な設計を作ること、システムの使用や概要をまとめることが“上流行程”と呼ばれる作業です。
簡単に言うと、企画から設計までの作業のこと。
プログラマーが作成したものを実装することを“下流行程”と表します。
システムエンジニアになるために必要な能力は、先ほど上げた上流行程を行うだけではありません。
上流行程と呼ばれる作業は対機械ばかりではなく、クライアントや仲間との仕事が中心になるため、コミュニケーション・チームワーク・リーダーシップが要求されます。
時には交渉等も求められるため、コミュニケーション能力が高い人が有利だと言えるでしょう。